専門家に相談

日本の医療トラブルは増加するか

医療トラブルというのは、一見他人事のようですが、いつ自分の身にも訪れるかわからないものです。自分自身はもちろん、家族が手術を受けたときにも、医療トラブルを疑う事態に直面するかもしれません。 もし医療事故を疑ったら、専門家に相談をする前に、きちんとおかしいと思ったことをメモしておいた方がいいです。ただ記憶しているだけの証言よりも、メモや記録に基づいた証言の方であれば、信憑性が充分だからです。 日本は、これからますます高齢化社会になっていきます。それに伴い、病院で治療を受ける高齢者も増えることでしょう。つまり、医療事故に遭う人も増えるかもしれないということです。高齢者が医療トラブルに遭い、記憶に基づいて疑問点を証言しても、若い人よりもその記憶に信憑性がないとみなされる恐れがあります。こういった点からも、メモは残しておくべきでしょう。

早めに専門家に相談を

医療トラブルについて誰かに相談をしたいと考えたとき、まずすべきは医師に説明を求めることですね。このとき、感情的になってはいけません。患者は被害者意識を強く持っているために、医師に対してつい感情的な態度を取ってしまいます。しかし、それが医師からの十分な説明を引き出すことを妨げることになるのです。さらに、医師に危機感を与えてしまい、カルテの破棄などを起こさせてしまうかもしれません。 この段階では、医師に過失があるかどうかはまだわかりません。あくまで説明を聞くことが目的で、医師の責任を追及することが目的ではないと覚えておきましょう。 弁護士に相談をするのは、なるべく早い段階がいいですね。カルテの閲覧などを求めても、それは医師の自由意志に委ねられているので、断られてしまう可能性が高いです。しかし弁護に相談をしてアドバイスを受けることで、患者側に有利な証拠を保全することができるかもしれないのです。